これから保育士として働く人、もう保育士になっている人を含め、持っていると更に保育がしやすくなるグッツは沢山あります。
園によって仕事の流れや使い道が異なることがありますが、私が経験してきて必要だったもの、持っていて便利だったものを紹介していきます。
毎日身につけておくおすすめのアイテム
日々の保育で、毎日身につけておくと便利なものがいくつかあります。
園によっては身につけていると注意される場合もあるので、園に確認をとりながら判断していってください。
時計なら防水タイプ
園には必ず時計はありますが、外遊びをしていたり、すぐに時計が見つからないことがあります。
また、保育は時間が決まっている中で行うもの。時間を常に確認しながら保育を行うことが必須です。
その為に腕時計をしておくと、どんな場所にいても安心です。
また子どもたちと沢山触れ合うので、水に濡れても大丈夫な防水タイプの時計がお勧めです。
子どもと遊ぶことを考えると強度の強いものがいいですが、あまり大きめのものだと子どもの顔を傷つけてしまうことがあるので、危なくないような小さめの時計がいいです。
エプロンはポケットが多いもの
園によっては指定のエプロンがあったり、キャラクターがNGだという園があるので、事前によく確認することをお勧めします。
また、ポケットが多いエプロンが一番使いやすいです。
ポケットには、メモやティッシュ等、保育には欠かせないものを入れて持ち歩けるので、ポケットの多めのものを選んでください。
エプロンの飾りは、フリル等がついていないものにしましょう。子どもが引っ張ってすぐに壊れてしまう恐れがあります。
エプロンの中に着る服は、動きやすい服装が良いです。大体はジャージにTシャツという園が多く、肌寒いときに羽織れるパーカーがあるとすぐに対応できます。
また、パーカーを羽織るときは面倒ではありますが、身だしなみを整える為に、エプロンの中に着るようにしましょう。
エプロンの外にパーカーを羽織るとファスナーが子どもにあたって危険でもあります。
そして、乳児を担当しているとオムツ替えは日常茶飯事。エプロンはすぐに汚れてしまいます。
その為、園には1~2枚常備しておくと、とても便利です。
また、エプロンには子どもが毎日触れるものになります。自分の汗、ホコリ、子どものよだれ等、一日ですぐ汚れてしまいます。
その為エプロンは毎日洗濯をし、清潔に保つようにして下さい。
ポケットに入るノート、ボールペン
これは自分の「保育ノート」として使用していくもので、保育に関わるものであれば何を書いてもいいということで、小さめのノートを用意すると良いです。
例えば、子どもの様子を忘れないようにメモを取ったり、保護者に言われたことを書き留めたり、保育に携わることなら何でも書くように癖づけていくと、なくてはならないものになります。
また、ノートの種類はリングノートではなく、破れにくいノートがお勧めです。
ノートには子どもの名前等、プライバシーが書かれているもの。その為ページが破れて紛失してしまうと大変なので、丈夫なものが良いです。
他に気をつける点として、小さめのノートと話しましたが、あまりにも小さいとポケットから落ちてしまうことがあるので、ポケットに丁度入る位の大きさがいいでしょう。
またメモを取るボールペンも常にポケットに入れておくことも忘れないでください。
ボールペンは基本的に何でも良いですが、ノック式のボールペンがとても使いやすいです。
また、子どもに好かれるような可愛らしいボールペンを使っていると、子どもと話すときの話のネタにもなります。
それと、エプロンにボールペンを入れる時は、なるべく立てていれるとインク漏れを防ぐので、意識しておくことが大切です。
ハンカチ・ティッシュは数枚用意する
ほとんどの園が自宅からハンカチとティッシュを持ってくるよう指導しているかと思います。
ハンカチとティッシュの使い方を説明する意味も込めて、保育士もしっかりとポケットに入れておくことが大切です。
また、ハンカチはなるべく子どもには貸さないようにして、自分用にしていきましょう。
理由は、ハンカチから子どもから風邪の菌をもらい、風邪を引いてしまうと仕事に支障を来すからです。
子どもがもしハンカチを忘れていたら、園で使っても良いハンカチを数枚用意し、貸してあげるようにしましょう。
また、一日ハンカチを使っているとすぐにビショビショに濡れしまいがちです。
その為タオルハンカチにし、大きめのものにしましょう。
ティッシュはティッシュケースを用意し、使用していくと衛生面にも良いですし、見栄えもいいのでお勧めです。
また、乳児クラスは中々自分で鼻がかめないので、保育士がこまめにふいていきます。その時にティッシュを持ち歩いていると、とても便利です。
園においておくおすすめのアイテム
常に身につけておくものではないけれど、園においておくものを用意するにあたって気をつける点があるので紹介していきます。
外靴、上履きは1番履きやすいもの
外遊びをする上で欠かせないものですよね。
ポイントとしては、一番履きやすいものが良いです。
動きやすく、着脱しやすいもので紐があまり多くないものがお勧めです。
ハイカットスニーカーは着脱がしにくかったり、スリッポンは逆に脱げやすいので転んでしまう恐れがあるのであまり勧められません。
その為子どもと同様に、定番のローカットスニーカーを選ぶのがいいでしょう。
また保育時に、雪で遊んだり、畑にいくことがあります。その際に長靴を園においておくと大変便利です。
上履きは紐がないものを選んでください。スリッポンやバレエシューズ型の靴がとてもお勧めです。
外靴も上履きも消耗品なので、あまり高い値段のものではなく、お手頃価格で買えるものが良いです。
小さ目の裁縫セット
必ず園に一つおいてあるものですが、自分用としてポケットに入れられるようなサイズの裁縫セットがあると便利です。
自分のエプロンのボタンが取れてしまったり、お遊戯会の作りものをしている時等、自分用のものがあると、他の保育士に気を遣わず、好きな時に使えます。
また持ち歩いていると、針が入っていて危ないので、持ち歩かずに自分の机の引き出しに入れておくことをお勧めします。
これを持っているだけで、保育だけのことではなく、周りの保育士からも「女子力が高い」と誉められる等、他の保育士との差を出すことが出来ます。
収納BOX
園によっては支給されることがありますが、ほとんどは個別に用意することが多いです。
自分の机の上、保育室、ロッカー等、使える所は幅広くあるので、何個あっても使用できます。
またしっかりと収納しておくと、どこに閉まったか分かりやすいですし、見栄えもいいです。
保育室で収納BOXを多く使っておくと、子どもたちも片付けしやすくなり、部屋を綺麗に保つことが出来ます。
まとめ
園やクラスの子どもによって持ち物は変わっていきますが、保育士には欠かせないものから、あると便利なものを紹介してきました。
これから保育士の仕事が始まる方はまだ何が必要なのか分からないので、この記事を参考に準備していくと良いです。
仕事が始まると、これがあると便利だなぁ…と思うものが出てきます。園のルールに従いながらも、自分流の保育が行えるように持ち物も増やしていくことが、とても大切なことなのです。
皆さんも保育を楽しく行えるよう、経験を積んで、自分流保育に欠かせないアイテムを沢山増やしていってください。