子どもとの関りの他にも保護者対応や事務作業など、保育士は多くの仕事を抱えています。

保護者対応や気になる子どものことを考えていると休みの日にも気が休まらないという方も多いのではないでしょうか?

保育士には責任感が強い人が多いので知らず知らずのうちに自分を追い込んでしまうことも多いものです。

真剣に子どもや保護者、仕事と向き合う姿勢は素敵ですが、無理をし過ぎてしまって身体を壊してしまっては本末転倒。

そうなる前に、自分に合ったリフレッシュ方法を見つけて毎日頑張っている自分を労わってあげましょう。

この記事ではそんな毎日頑張っている保育士の皆さんにこそおすすめしたい、リフレッシュ方法をご紹介します。

休みの日には保育のことを考えない!

保育士は残業や持ち帰り仕事が多いこともあり、時間外労働が多い仕事でもあります。行事前などはプライベートな時間が全くなくなってしまうということも…。

気になる子どもへの関わりや保護者対応、次の日の保育計画を考えていると結局休みの日にも仕事のことが頭を離れないという状態になることもあります。

しかし、常に仕事のことを考えていると身体も心も休まりません。持ち帰り仕事がない時には、意識して保育のことを考えないようにしてみましょう。

どうしても頭に浮かんでしまうという時には、部屋の掃除に没頭したり、外に出て散歩をするだけでも保育から気持ちが離れてリフレッシュができますよ。

持ち帰り仕事がある場合には、休みの日が仕事で潰れてしまうということがないように、時間を決めて取り組むことをおすすめします。

全てを休みの日に終わらそうと思わずに、優先順位を書き出しておくと良いですね。

午前中は仕事の時間、午後は自分の時間と気持ちを切り替えて、プライベートな時間を確保することで気持ちがリセットされて、仕事に向かう活力ともなりますよ。

思い切り自分の時間を満喫する

何も予定のない休みの日には、誰に気兼ねすることなく思い切り自分の時間を満喫することもおすすめです。

平日にはできない朝寝坊を思い切りして、睡眠を十分にとることも良いですし、好きな音楽を流したり、好きなテレビを見ながらぼーっとする時間も大切です。

保育士として働いていると「何もしていない時間」というのが実は貴重なのです

勤務中は保育計画に沿った保育をしながら、子どもへの対応も行い、少しの隙間時間を見つけて事務作業を行い…とまさに分刻みで働きます。

ぼーっとする時間やホッと一息つく時間は、ほとんどないのではないでしょうか?

休みの日くらいは自分の身体と心を思い切り甘やかして、周りからはダラダラしている様に見えるくらいゆっくりと過ごしても、大丈夫!誰にも責められることはありません。

平日も仕事から帰ってきたら、何も考えずにお風呂にゆっくりと浸かるだけでも疲れが取れますよ。

忙しい毎日の中では、どうしても自分のことが後回しになってしまいがちですが、自分のためだけに使う時間を持つことがストレスを軽減させて仕事を長く続ける秘訣でもあります。

時間を忘れて趣味に没頭

時には、自分の趣味に没頭することもおすすめです。料理や運動、読書や習い事など時間を忘れて取り組んだ後には、やり遂げた達成感で気持ちも身体もリフレッシュされます。

習い事を通して新しい友人ができたり、運動をすることで体力作りになるというメリットもあります。

興味のある資格の勉強などは自分の財産にもなり良いのですが、やらなければいけないことになってしまうと、ストレスに感じたり疲れてしまいます。

趣味はあくまでも自分が楽しみながら行えることを選ぶようにしましょう

美味しい物を食べると人は幸せを感じますので、食べ歩きも立派な趣味です。

フラッと出掛けた場所で美味しそうなレストランを探すのも良いですし、あらかじめ気になるレストランを調べておいてそこを目的に出掛けるのも良いですね。

週末には美味しい物が待っていると思うだけでも、1週間の仕事が頑張れるかも!?

なかなか趣味が見つからないという人には、手軽なのでおすすめです。

プチ旅行で身体も心もリフレッシュ

長期休みに泊まりで出掛ける旅行も良いですが、お休みの土曜日に日帰りで出掛けるプチ旅行もリフレッシュに最適です。

1人旅でも友達や家族との旅行でも、非日常を体感することで仕事から離れて充実した時間を過ごすことができますよ。おすすめのプチ旅行場所をご紹介します。

プチ旅行は身体も心もリフレッシュできますがやはり体力的には疲れますので、次の日も休みという状態の土曜日に出掛けることをおすすめします。

楽しい1日を過ごして気持ちをリセットすることで、前向きな気持ちで月曜日からの仕事に向かうことができますよ。

友達とのおしゃべりでストレス解消

仕事のストレスが溜まって何だか気持ちがモヤモヤするという時には、学生時代の友達など仕事仲間ではない人とのおしゃべりで気持ちをすっきりさせましょう

職場の同僚とのおしゃべりも良いですが、やはり同じ職場に勤めていることで話す内容にも気を遣ってしまったり、保育の意見がぶつかって結局すっきりしないという場合が多いものです。

その点、仕事仲間でない人の場合には、愚痴や仕事の悩みを気兼ねなく話すことができます。おすすめは、保育士の仕事をしているけれど職場は違う友人です。

保育の悩みは共有できるけれど、職場上の関係で気を遣う必要がないので会話が弾み、話しているうちに自分の気持ちも整理されていきます。

またどの保育園でも同じような悩みがありますので、自分だけではないと知ることで、仕事へも前向きになれますよ。

ただ、注意したい点が子どもや保護者の個人情報や保育園に関する情報に配慮することです。保育上で得た情報は全て個人情報ですので、個人名や個人が特定される情報は伏せるようにしましょう。

気の置けない友人とのおしゃべりは、気持ちが晴れる最高のストレス発散です。

まとめ

毎日が忙しく過ぎていく保育士の仕事。だからこそ、上手にリフレッシュをして気持ちと身体を休めてあげることは、保育士を続けていくうえでは不可欠です。

どうしても気持ちが切り替えられない、仕事のことを1番に考えてしまうという人は、仕事のためのリフレッシュと考えてみましょう。先生がニコニコと過ごしていると子どもも笑顔になります。

そのためには、自分のプライベートな時間も大切です。自分に合ったリフレッシュ方法が見つからないという時には、ぜひご紹介した方法を試してみて下さいね。